「金運を上げる行動」として、こんな言葉をよく聞くのではないでしょうか。しかし実は、人から財布を貰ったり、譲り受けたりするのは注意が必要な行動です。
財布は、あるかないかで自分の人生を大きく変える大事なお金を入れる物であり、常に持ち歩く物でもあるため、自身の気の流れに関わる重要なアイテム。
その財布を、どんな人から貰うか、譲り受けるかで、幸運にもなれば、逆に対人運が悪くなったり、金運が大きく落ちたり、と人生を悪化されることにもなります。
新品の財布を「人から貰う」際の注意点
新品の財布をプレゼントとして貰う際に気をつけたいのが、
- 財布をプレゼントしてくれた人の念がつく
という点です。
自分が好いている人からもらう財布は、とても良い気を発します。家族や仲良しの友達、恋人といった相手からもらう財布は、愛に包まれた幸運のアイテムとなり◎です。
しかし、気を付けたいのがあまり好きではない人からもらう財布!
冒頭でもお話したように、財布は常に持ち歩く物のひとつであるため、自分にとって好ましくない相手だとその人の念がついた物をずっと持ち歩くことになるからです。
異性から財布を貰うパターン
とくに気を付けたいのが、自分は一切興味はないけれど、向こうが好意を抱いている人から貰う場合。片思いされている相手や、しつこく言い寄ってきている相手です。
という下心の気持ちを持った相手から贈られた物ですと、その財布には「自分以外の他の異性を近寄らせたくない」「自分の物にしたい」という嫌な念が入ることに。
その念がついた物をつねに持ち歩くとどうなるかというと、良縁が遠のいたり、恋愛をしてもなぜか上手くいかなかったり…という不運に見舞われることになります。
友人・知人から財布を貰うパターン
恋愛以外にも、あなたの幸せを応援できないタイプの友人・知人から貰う財布も、「この人が幸せになるのが許せない」といった負の念が入るので注意が必要です。
過去にいざこざがあった人、自分に対してなにかを嫉妬している人、自分に対して恨みはなくてもマウントを取るのが好きな人(自分が上に立ちたい人)等には注意が必要。
無意識にそういった人たちが持つ「不幸になれ」「自分より下に行ってほしい」といった念が入るので、金運だけでなく、すべての運が落ちてしまうことがあります。
お金絡みでクリーンではない人から財布を貰うパターン
悪いことをして得た収入で買った財布というのは、被害に遭った人や苦しめられた人の念が入るので、金運が下がるだけでなく、自分の人生を負に走らせることがあります。
悪いこと=詐欺や犯罪といった大きなことだけでなく、社員をこき使ってお金を得ているブラック企業の社長や、異性を騙してお金を得ている人なども含まれる点が要注意。
「お金絡みで嫌なことが起こる」と相談されてきた方たちを鑑定した際に、ご本人たちはまっとうに生きているのに、負の念がついており、よくよく掘り下げていくと、
ということがたびたびあります。「その財布をどのように稼いでいる人から贈られたのか」という点も重要になるので、財布を貰う際には気を付けましょう。
中古の財布を人からお下がりで譲り受ける際の注意点
人が使った財布を譲り受ける際に気を付けたいのが、
- 財布を使った年月
- 財布を譲ってくれる人の金運と人柄
という点です。
新品の財布であれば、贈り主の金運は反映されないので気にする必要はありませんが、使用していた財布を譲り受ける場合には使用した年月やその人の金運の影響を受けます。
財布を使った年月
「お金を持っている人が使っていた財布をもらうといい」という風習があるため、自分が使っていた財布をくれる目上の人というのは意外といるもの。
使用歴の浅い財布なら全く問題ありませんが、お下がりを譲り受ける際に気を付けたいのが「どれくらい使った品なのか」「どれくらい汚れているのか」という部分。
基本的に財布の寿命は3年です。薬でも食べ物でも期限を過ぎた物は、効果を発揮しなくなったり、食べるとおなかを壊したりなど、いいことはありませんよね。
使って一年程度の財布を譲り受けるのであればいいですが、どんなにお金持ちの人から貰うものでも、長い年月が経ってボロボロになっている財布は金運を下げます。
とご相談いただく方の財布を見せてもらうと、5年以上使用している財布だったり、ほつれたり、シミや汚れがついていたりと、綺麗な状態ではないことがほとんど。
「金運が良い人から譲り受ける汚い財布よりも、自分で買った綺麗な財布のほうが金運が上がる」ということを忘れないでおきましょう。
財布の寿命を過ぎている場合は飾ると◎
成功者や憧れている人から財布を譲ってもらったけれど、「年月が経っている」「汚れている…」という場合には、自分で使うのではなく家の棚など飾りましょう。
自分で財布を使うわけではないので経年劣化や汚れの金運の悪化に影響を受けず、家に飾ることで金運の良さだけを享受できる、といいとこどりをすることができます。
上記のようなケースに入れて保管すると、運気を下げる埃に触れませんし、運気を劣化させる気の流れからも財布を守れて、金運効果が永遠に続くのでお薦めです。
財布を譲ってくれる人の金運
「財布をもらえば、譲ってくれた人の金運をそっくりそのまま受け取れる」と考える人がいるのですが、それは間違いです。もらえるのはあくまでも一部分だけ!
よく芸人さんやアイドルの人が、
等と話しますが、財布を貰ったことでその方達がその有名人ほど大成するかといったらそんなことはないですよね。譲り受ける財布の金運効果は実はそこまで高くないんです。
その理由として、金運は、その人が持つ運気や気質、家の相など様々なことに影響を受け、譲り受ける財布についているのはその一部分でしかないから。
大成功している人から譲り受けた財布であれば、金運効果が一部分だとしてもだいぶ高い効果がありますが、注意したいのが、自分よりちょっと稼いでいる人から貰う財布。
先輩や友達といった、「自分よりちょっと稼いでいる」くらいの人から譲り受けた一部分の金運であれば、正直なところ自分のナチュラルな金運のほうが上の場合もあります。
まとめ
財布は自分で買うよりも、人から貰ったり譲り受けたりするといい、という風習があるため、なにかとプレゼントやお下がりとして受け取る機会があるものです。
しかし財布は貰う人や譲り受けたりする人を間違えると、一気に金運が落ちることがあるので、じつは財布は自分で買うのが一番無難で安全だったりします。
財布は、人生を左右する大事なお金(金運)に関わる物であり、つねに持ち歩く自分の気の流れに大きく関わってくる品なので、きちんと吟味して使いましょう。
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